一次選考通過作品 First Round Selected Works
立体長屋2.0─裏長屋の読み替えによる多種文化の交わる界隈性の創出─
宇野耀士(神戸大学大学院 工学研究科 建築学専攻)
丁子紘亘(神戸大学大学院 工学研究科 建築学専攻)
江戸の裏長屋の界隈性を現代版に読み替え、外国人シェアハウスへ転用する。オモテとウラ、ミセの概念を用いることで生活の一部が見え隠れし、共有化される新たな外国人シェアの在り方を提案する。
履物と縁
大屋泰輝
林泰宏
篠原敬佑
履物を脱ぎ履きするという日本らしい慣習に着目した。
多様な文化で育まれたそれぞれ異なる【履物感覚】を共有することで
柔らかなつながり=縁 が生まれるシェアハウスを提案する。
水の流れに身を任せ
坂口岳(東京理科大学 工学部 建築学科)
このシェアハウスでは自然な水の循環の一部を建築が拝借する。
水資源を分け合う場所を水の循環により拡張することでさらなる混ざり合いを生むシェアハウスを提案する。
水を生かし、水に生かされる暮らし。
あまた屋根の下
村瀬千瑛(名古屋大学大学院 環境学研究科 都市環境学専攻)
森琢人(名古屋大学大学院 環境学研究科 都市環境学専攻)
まちが人を育て、人がまちを彩る。これが日本らしい暮らし方だ。道を歩けば自分の居場所がある。そんなまちの一つが商店街だ。互いが支え合い、商店街の一員になることで生活がちょっと彩るシェアハウスに住みたい。
アーティさんがいるまち
林山赳大
鈴木達朗
内島達也
日本にかつて存在した相互扶助的なコミュニティは、ポテンシャルを秘めた「日本らしさ」である。本提案ではシェアハウスを
舞台に、アーティさんと地域の人々を中心に育まれる相互扶助的なコミュニティを描く。
「建築≦自然」~hadakaの付き合い×hadasiの付き合い~
小川隼輝(青山製図専門学校 建築学部 建築工学科)
飴田力也(青山製図専門学校 建築学部 建築工学科)
井口雄心(青山製図専門学校 建築学部 建築工学科)
橋本匠真(青山製図専門学校 建築学部 建築工学科)
現在、建築物の高層化等で忘れられている自然との調和、そして内と外を緩やかに繋げる中間領域から生じる曖昧さを日本らしさと考え、建物と自然が一体化する外観の中で外と内、用途と用途の間に曖昧さを連続させた。